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| 7世紀の日本の都、飛鳥にはさまざまな石造遺物がある。石の都とも言われる、飛鳥の謎の石造物の数々をたどってみよう。 | |
飛鳥を代表する石造遺物といえばやはりこれ。上部の封土が失われて巨石を積み上げた石室が露出したもので、もとは2段積みの方墳、あるいは上円下方墳であったとされる。使用されている花岡岩は三十数個、中でも天井部に使われている石は長さ12.5m、幅17.9m、厚さ8.9m、重さは77トン。蘇我馬子の墓といわれている。石舞台の名の由来については、狐が女に化けてこの上で舞を見せたからとか、旅芸人がここで芸を披露したからなどといわれている。 |
| 花崗岩の自然石で、高さ3.6m、幅2.1m、高さ1.2mのおむすび形の石に彫刻を施した跡が、亀にそっくりなので亀石と呼ばれている。用途、年代は不明。この石は少しずつ方角を変えていて、これが西を向いた時には大和一円は泥沼の底に沈んでしまうというちょっと怖い伝説が地元にはある。 |
| 吉備姫王墓の正面の垣の中に、猿石とよばれる花岡岩の石像が4体ある。猿石は18世紀初め頃に付近の水田から掘り出されたもので,制作年代も目的も不明であるが、朝鮮渡来の石工の作だろうと考えられている。この4体を猿、男、女、法師の顔とする説もある。 |
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| 巨大な花崗岩の石造遺物で鬼の俎・鬼の雪隠ともに、もともと古墳の一組の石室材であったと言われている。昔、この付近には鬼がいて、旅人が 通りかかると霧で迷わせて捕らえ、この俎で料理して下の雪隠で用を足したといわれていることから、この名称となった。 |
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| 平たい花岡岩の上に丸い窪みや溝を刻んだ酒船石(さかふねいし)。用途不明の謎の巨石である。造られた目的については酒の醸造に使われたとか、油を絞ったなど諸説があって、正確なことは分っていない。 |
| 酒船石のすぐそばにあって、酒船石遺跡として整備されている。亀形石造物周辺は、導水構造と立地から祭祀空間と想定される。遺構は斉明期に造営され、何度か改修されながら平安時代に廃絶されるまで250年存続したことが判明している。多くの謎につつまれた石と水の都・飛鳥を実感できる場所だ。 |
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