ジャパンガーデニングフェアfor2005
ガーデン関連国内最大規模のフェア開催

NPOガーデンを考える会の主催による「ジャパンガーデニングフェアfor2005」が昨年11月4〜6日、パシフィコ横浜で開催された。ガーデン関連製品の見本市としては国内最大規模を誇るフェアには今回、植物・園芸・造園資材・エクステリアなど256社が出展、バイヤー・造園施工業者など全国から集まった。初日、2日目が業者招待日、3日目が一般開放日だった今回は、3日間で2万4633人(併催の住宅リフォームフェアを含め3万5995人)の来場を集めた。


植物・園芸とEXメーカーが共同展示

 今回のフェアで注目されたのは、植物・園芸とエクステリアメーカーの共同で作られた2つの展示だった。ガーデナップ、サイコン工業、SRGのそれぞれコンサバトリー、ブロック、ガーデンファニチャーを、真鍋庭園苗畑の樹木がサポートしたブースがそのひとつ。国内ではまだ流通量の少ないコニファー新樹種とコンサバトリーの組み合わせは高級感にあふれ、訪れた施工業者のイメージを膨らませる内容となった。
  もうひとつの共同ブースでは、伊藤商事の各種ポットに植え込まれた華やかな植物と、ウエキ園芸のデッキ・舗装材に、四国化成のエクステリア(門扉・カーポートなど)が融合した。3社の展示は、見る角度によってさまざまな表情を見せながら、エクステリアが街並みにどう溶け込むかを提案していた。植物とエクステリアがお互いを引き立てる、フェアの理念通りの展示となった。

伊藤商事・ウエキ園芸・四国化成の共同出展
真鍋庭園苗畑・ガーデナップ・サイコン工業・SRGの共同出展
   
ブロックメーカー マチダコーポレーション
英国企業のブース
 


  フェアの来場は、園芸店・ホームセンターバイヤーから、造園・EXの施工業者までと幅広い。共同展示をしたあるEXメーカーは、「自社の展示会だけでは通常見てもらえない園芸分野の方や、(最終日に)一般の方と会えたのが良かった」と話した。これまで同じガーデンに関わりながらもなぜか遠い存在だった園芸と造園・EXの交流という、フェアの理想のひとつを実現する出展となった。


小さくても個性的なメーカーが注目集める

 フェアの見どころとして定着したのが、小さくても個性的なメーカーが全国から集まるミニブースのコーナーだ。特に植物は今回も、例えばエアプランツやトロピカルプランツ、グズマニアやハボタン専門など、個性的な生産者が集まった。一般ブースの出展も含め、「フェアに来る一番の目的は、生産者との関係を作ること」と話すガーデンセンター店長の声もあり、各ブースで盛んな商談が行われていた。
  ミニブースではほかに、初出展の森川ガーデンパレスの出展にも人気が集まった。同社ではガーデンオブジェやファニチャーを扱っているが、そのオリジナルデザインが受けた様子。大量生産の既製品ではない個性的なアイテムを求める来場者が増えていることを感じさせた。グリーンハートでも、ステンドグラスをはめ込んだ枕木門柱が人気だったそうだ。


ガーデニングフェア今後の展望

 ガーデンを考える会の町田篤實会長は、「ガーデンには、植物や資材、エクステリアなどありとあらゆる商品が使われる。それぞれの会社がそれぞれの枠の中でやるよりも、こういう場で来場者に一度に見てもらうことには大きな意義がある。大手企業と小さくても専門性のある企業が競いあうことが日本のガーデン業界にいい効果を生むはず。出展・来場の方々ともに、今後もこのフェアを活用してほしい」と話していた。
  なお、次回フェアは、同じパシフィコ横浜で10月13日〜15日に開催される。(高)

スモールガーデンコンテスト開催! 
スモールガーデンコンテストも行われ、プロフェッショナル部門、学生部門に各4作品が参加した。一般の方にもガーデンを考えるいいヒントになったと思います。