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| 壁面材にコンクリートブロック[ストーンセレクト]と、補強材にジオグリッドを使用し、専用の結合クリップと充填骨材でかみ合わせる工法です。 ストーンセレクト補強土壁は、(財)土木研究センターより技術審査証明(技術審査証明番号:第1227号)を取得しています。 |
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| ストーンセレクト補強土壁 土木材料技術・ 技術審査証明報告書 |
人類の歴史とともにある石の文化。石造りは人間の生活文化の原点とも言っても過言ではない。古いヨーロッパの街並みや城は全て石造と考えても良いだろう。特に英国のスコットランドやウエールズ地方の古城は石積みの技術が優れていて、芸術的にも景観の点でも訪れる人に安らぎと安心感を与えるに違いない。擁壁としても同様に、庭廻り、水辺の景観形成はもちろんのこと道路や橋脚の補強材として広く生活に密着して使われてきた。この石積みの技術と文化はヨーロッパ全域に共通していることでもある。 |
70年代に考案されたブロック積み擁壁技術(セグメンタル・リテイニング・ウオール・システム)。北米、特にアメリカの組織団体NCMAを中心として技術が確立され、擁壁、橋脚、水路、護岸、庭廻り等多岐にわたり実績が積まれてきた。この技術は高さの低い物から、かなり高い擁壁にも安全に安心して使用でき、耐久性や経済性があって、早く施工できる。最も優れているのは景観性に富んでいる点。現在アメリカではブロックの形状により約16種類の商品があり、全米にFC網を組織して製造され、年間20%の伸びで普及されている商品となっている。また、世界中にもこの技術は展開されており、アジア地区でも最近急速に普及が始まっている。特にストーンセレクト(米国名:ストーンウオールセレクト)は北米の景観賞を受賞するなど、数々のデザイン賞を受け最も注目されている商品でもある。 |
日本へは15年ほど前、フランスから補強土擁壁の技術が導入されていた。しかしこれは大型のパネルを使用した物で、大型の工場主体である。小型のブロックを使用した物は8年ほど前から技術導入されてきたが一部であり全国的に普及するまでには至らなかった。ストーンセレクトは平成7年マチダコーポレーションがICD社より技術を導入し企業化、翌8年日本での特許を取得した。同時に全国展開を図るべく東北から九州までの8社とライセンス契約を結び、平成9年ストーンセレクト工業会を発足させ、全国への供給体制を確立し、数々の実績を積んできた。また日本は地震国であり、施工に当たっては世界的に見ても類を見ないほどに厳しい安全な条件が課せられている。 このために、当社は旧建設大臣認定の土木系材料技術・技術審査証明事業実施機関である(財)土木研究センターへ「ストーンセレクトの補強土壁」の審査を依頼、壁高5mまで運用可能との証明を受けた。この間にも(社)日本建材産業協会・景観材料推進協議会の第1回優良景観材料推奨品に選定、また群馬県では県知事のグッドデザインぐんま、1社1技術の認定を受けるなど、そのデザインや技術力を高く評価されている。日本に適した技術と施工法が、アメリカ生まれのストーンセレクトを、より安全で安心して使用できるものへと一層深化させていくことだろう。 |