壁面材の強度特性
圧縮強さ試験
ストーンセレクトの圧縮強さは、平均で23.8N/muとなり、十分な圧縮強さを有していることが確認されました。
ストーンセレクト層間のせん断試験
ストーンセレクトは、擁壁の壁面材として十分なせん断強さを有していることが確認されました。
ジオグリッドの引抜き試験
ストーンセレクトは、補強材(ジオグリッド)の引抜きに対し、十分な引抜き抵抗力を有していることが確認されました。

壁面材の耐久性
凍結融解試験
ASTM C 666「急速凍結融解作用に対するコンクリートの抵抗性試験方法」に準じて試験したところ、耐久性指数は26.3%と良好であり、耐凍結融解性に優れている結果が得られました。

壁面材の構造特性
5mの実大構造物による補強土壁の動態観測試験
実大構造物による補強土壁の動態観測試験(壁面変位、壁背面土圧、壁面および上載盛土の沈下量、ジオグリッドに発生する引張力)を行ったところ、高さ5mまでの補強土壁として、十分な構造特性(安定性)を有していることが確認されました。

運搬・施工性
施工性調査
壁面材の施工は、重機を使用できない所でも、人力により運搬・据付けが可能なことが確認されました。

景観性
目視調査
表面外観調査および曲面配置調査において、景観性に優れていることが確認されました。




セットバック5°
 専用の結合クリップとブロック空洞部の勾配により、1段ごとに約19mmのセットバックをします。そのため、ストーンセレクトの壁面勾配は約5°(1:0.09)の傾斜が自動的に設定され、自然の石積み風の壁面をつくり出すことができます。段数により、カーブの半径が変わるため、設計の際にはご注意ください。


曲線部の施工(内曲がり・外曲がり)
 「ストーンセレクト」は、様々な曲面をつくることができます。(注)ストーンセレクト基本型のウイングをハンマーで割り落とすことで、最小半径約1.5mの曲線施工が可能です。

(注)1段ごとに約19mm後退します。土地の面積や、カーブの半径が段数によって変わるため、考慮に入れて設計してください。



円形の施工
 「ストーンセレクト」は、円形を簡単につくることができます。内曲がり曲線と同様に基本型ウイングをハンマーで割り落とすことで、最小半径約1.5mの曲線施工が可能です。
     

隅角部の施工
 「ストーンセレクト」は、コーナー型を使用することにより、90°の直角コーナーを簡単につくることができます。

    

排水工
盛土の排水は、安定性および施工性を確保するため、設計に基づき適切に行わなければなりません。

排水システム
「ストーンセレクトシステム」の盛土の水は、裏込め砕石を主体に下方へ排水され、乾式のためストーンセレクトの隙間からも排水されます。




【階段を設ける場合】
ストーンセレクトは、直線階段、ステップが広がったデザイン、また様々(9〜20cm)な蹴上げ高さをつくることができます。
【照明を設ける場合】
ストーンセレクトでは、安全と防犯対策から照明を付けることが可能です。

【壁面に小さな植栽を設ける場合】
最上段に植栽を設ける場合と、前面に植栽を設ける場合の2通りあり、重力式擁壁と補強式擁壁に適用しています。
【池を設ける場合】
ストーンセレクトは、公園や庭などに池として使用することが可能です。